大学生になる文系女子でパソコンの選び方に困っている方へ
大学生協でパソコンを買うよりも「市販」で購入する事をおすすめします。
なぜなら大学生協のパソコンは曖昧な保証と過度な性能で費用が高くコスパが悪いためです。
大学が推奨している最低限の性能の基準を判断できれば市販で同等品を自分の用途に合わせて購入できます。
私は愛知、43歳、妻子持ち、システムエンジニア、サラリーマンをしている男性です。
私は福祉大学を卒業して現役で20年間システムエンジニアをしています。
私には高3の娘がおり商業高校から商学科の大学に合格して春から大学生になるため娘のパソコンを一緒に選びました。
大学から受け取った資料をもとに「大学が推奨する企業」と「大学生協」と「市販」のパソコンを比較しました。
どんなパソコンが必須なのか大学に電話をしてパソコンを使用する目的と必要な性能を確認しました。
「大学が推奨する企業」のチラシのパソコンと同等の性能があれば市販のパソコンでも問題ないとの回答でした。
妻と予算の相談をして娘とパソコン利用する場面を想像しながら検討をした上で市販のパソコンを購入する事にしました。
私は仕事の職業柄で地元の友達やSNSやライブ配信で仲良くしている方々からも同様の相談を受ける事が多くなりました。
ティックトックのアカウント
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インスタのアカウント
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私が娘のパソコンを検討する際に「大学から集めた情報」「娘と相談した内容」「判断した基準」をお伝えさせて頂きます。
この記事を読む事で大学4年間を過ごす上で必要なパソコンを選ぶご参考になれば幸いです。
文系女子は大学生協のパソコンを買うべきではないと判断した理由
大学に連絡をして必要な性能の基準を聞いて娘と相談した上で大学生協のパソコンを買うべきではないと判断しました。
大学が推奨する基準を満たしており娘が利用するのに向いているパソコンを「市販」で選んで購入する事にしました。
なぜなら大学側が推奨する基準に対して「用途」「性能」「保証/サポート」「値段」のコスパが悪かったためです。
「大学生協」「大学が推奨する企業」のパソコンは「メーカー」と「型番」が指定されており選ぶ選択肢がありませんでした。
私は娘が大学から受け取ってきた「大学生協」「大学が推奨する企業」のパソコンのチラシを見て内容を比較しました。
比較してみてどれを買うべきか判断する上で大きな違いは「用途」と「保証/サポート」の2点でした。
私と娘で3つのパソコンを比較して「市販」のパソコンを買うべきだと判断した理由をお伝えさせて頂きます。
「市販」のパソコンを選んだ理由
私の娘は「市販」で大学が推奨している性能の基準を満たしており「用途」にあったパソコンを選びました。
私と娘が一緒にパソコンを選んだ方法については本記事の後半にて記載しています。
<用途>
学校での講義のレポートや課題と就活と卒論をメインにプライベートでも利用できる内容にしました。
なぜなら大学の用途だけに限定するとパソコンを利用する頻度が少ないと判断したためです。
大学の用途でパソコンが必要な場面は長文を入力する際にキーボードが必要となる事が多いだけです。
大学の用途でエクセル、パワポ、ワードを使うためだけにパソコンを買うのはコスパが悪いと判断しました。
そのためプライベートではタブレットとしても利用できるキーボードを取り外せるタイプを選択しました。
<保証/サポート>
市販の1年のメーカー保証だけで初期不良を回避できれば良いと判断しました。
なぜなら娘は商業高校で3年間パソコンを利用して一度も保証を使う事はありませんでした。
自転車の通学で学校の授業や家で勉強する際にも落としたり紛失する事は一度もありませんでした。
「大学生協」のパソコンを選ばなかった理由
文系の学生にとっては過度な性能と金額であり理系の学生を基準にされている内容でした。
保証内容に関する記載は曖昧でどのケースまで保証対象になるのか把握できませんでした。
1機種しか選択肢が無くパソコンの内容をネットで調べる事もできませんでした。
なぜなら「型番」すら記載されておらずパソコンを選ぶ上で必要な情報が不足していました。
問い合わせの電話をしてもチラシに記載されている事が全てとの返答で詳しい方はいませんでした。
文系の学生だと用途は「ワード」「エクセル」「パワポ」でレポートや卒論を書く事がメインです。
文系の学生の場合に「CPU」は「Core i5」で「メモリ」は「16GB」の半分の「8GB」あれば十分です。
「Core i7」で「16GB」が必要なのは「動画編集」や「オンラインゲーム」を何度も頻繁に利用する場合です。
理系の学生が技術的な事を学ぶ用途で性能が高く市販のメーカーよりも手厚い保証が必要な場合には向いています。
<大学生協のチラシに記載されていた内容>
・メーカー/型番 「富士通/FMV LIFEBOOK」(型番は記載なし)
・基本OS 「Windows11 Home」
・CPU 「Intel Core i7-1255U」
・メモリ 「16GB」
・ストレージ 「258GB」
・ディスプレイ 「13.3型」
・本体質量 「約875g」
・バッテリー駆動時間 「約29.5時間」
・光学ドライブ 「無し」
※ Microsoft officeはインストールなし
(多くの大学が在学期間中に使用できるMicrosoft officeアカウントを提供しています)
<値段>
・「183,000円(税込)」
<保証/サポート>
・「4年間の本体保証」(故障に対応)
「大学が推奨する企業」のパソコンを選ばなかった理由
学部ごとにチラシに記載のあるパソコンを購入すれば大丈夫という内容でした。
チラシにはパソコンを選択する上で必要な情報が記載されていませんでした。
チラシに記載のあった販売元へ問い合わせの電話をしても大学ごとに異なるとの返答だけでした。
パソコンを選ぶ上で重要な「基本OS」「CPU」の内容が記載されていませんでした。
性能に関して記載されていたのは「メーカー」「メモリー」「ストレージ」のみでした。
保証に関しては学校内にサポートの窓口があり手厚く過度な保障内容でした。
大学と繋がりの強い企業さんが取り扱っているパソコンをおすすめされているためです。
用途や使い勝手を気にせずに予算に余裕があり保証を最優先に選びたい方には向いています。
チラシに乗っていた種類のパソコンの内容です。
大学生協のチラシの内容(1つ目)
<性能>
・メーカー/型番 「Let’s NOTE キャンパスモデル」(型番は記載なし)
・基本OS 「記載なし」(不明)
・CPU 「記載なし」(不明)
・メモリ 「16GB」
・ストレージ 「512GB」
・ディスプレイ 「記載なし」(不明)
・本体質量 「記載なし」(不明)
・バッテリー駆動時間 「記載なし」(不明)
・光学ドライブ 「記載なし」(不明)
<金額>
・「217,000円(税込)」
<保証/サポート>
・「故障だけでなく、破損や水漏れ、自然災害など4年間のあらゆるリスクをカバーします」
・「在学中の4年間は金額の上限なくあらゆるリスクをカバーします」
大学生協のチラシの内容(2つ目)
<性能>
・メーカー/型番 「MousePro マウスコンピューター」(型番は記載なし)
・基本OS 「記載なし」(不明)
・CPU 「記載なし」(不明)
・メモリ 「8GB」
・ストレージ 「256GB」
・ディスプレイ 「記載なし」(不明)
・本体質量 「記載なし」(不明)
・バッテリー駆動時間 「記載なし」(不明)
・光学ドライブ 「記載なし」(不明)
<金額>
・「136,000円(税込)」
<保証/サポート>
・「不意の自己による破損だけでなく、災害、盗難にも対応」
・「在学中の4年間は購入金額の上限を超えない範囲内で保証します」
文系女子は大学生協で買うべきではなく私の娘が「市販」のパソコンから選んだ方法
大学の4年間を過ごす上で必要なパソコンを選ぶ基準は大きく4つあります。
私と娘は「用途」「性能」「保証/サポート」「金額」を順番に選びました。
私はシステムエンジニアの仕事で名古屋の大学へパソコンの販売やサポートもしています。
現役の学生さんと話す機会がありどんな場面で何のためにどれ位の頻度で利用しているか聞きました。
在学中の文系の学生さんの用途を踏まえてどのようなパソコンが必要なのか把握する事ができました。
私と娘が「市販」でどのようにパソコンを選んだのかお伝えさせて頂きます。
用途
文系女子が大学でパソコンを利用する用途は講義のレポートや課題と卒論と就活がメインです。
大学4年間の中で長時間の作業をする上ではパソコンの画面とキーボードが必要です。
そのためには必要となる性能はエクセル、ワード、パワポの利用ができれば大丈夫です。
それ以外の事はスマホを持っていれば対応できる事がほとんどです。
私の娘は商業高校から商学科の大学に合格して春から文系女子になります。
通学は自転車と電車とバスを使い1日往復で2時間ほどかかります。
家から地元の駅まで移動するのが自転車のためリュックを利用します。
娘は身長が低く小柄なため持ち運びがしやすいで軽くてコンパクトなサイズを選びました。
大学ではパソコンとしてプライベートではタブレットとして利用できるタイプです。
性能
・メーカー/型番 「Microsoft/Surface Pro 9」(型番: QCB-00011)
・キーボード 「Surface Pro X キーボード 」(ブラック/型番: QJW-00019)
・基本OS 「Windows11 Home」
・CPU 「Intel Core i5」
・メモリ 「8GB」
・ストレージ 「128GB」
・ディスプレイ 「13インチ」
・本体質量 「約879g」
・バッテリー駆動時間 「約15.5時間」
・通信形式 「Wi-Fi (5G)、Bluetooth(5.1)」
・カメラ 「前面カメラ、背面カメラ」
※ Microsoft officeは「Office Home & Business 2021 搭載」でエクセルやワードなどを使えます。
※ 「Surface スリム ペン 2」 (別売)
保証/サポート
・「製造メーカー、通常保証、1年」
金額
・「196,020円(税込)」
大学4年間で利用する用途の想定をしてレビューした結果
現役で20年間システムエンジニアをしている私が実際に利用してみた内容です。
実際のパソコン本体やキーボードの画像を載せて使いやすさを含めた「メリット」「デメリット」をレビューしました。
気になる方はこちらの記事もご参考までにです。
↓↓↓
大学生になる娘と選んだパソコン「Surface」をレビュー【現役SE(20年)体験談】
まとめ(文系女子は大学生協ではなく「市販」で自分の用途に合うパソコンを買うべき)
文系女子は大学生協ではなく「市販」で自分の用途に合うパソコンを買うべきです。
なぜなら大学生協のパソコンは1機種しかなく過度な「性能」と「保証」により金額が高いためです。
理系の学生に合わせた基準になっており文系女子にとっては不要な内容が多くコスパが悪いです。
コスパや使い勝手を気にせずに予算に余裕があり保証を最優先に選びたい方には向いています。
大切なのは大学へ通学する際の持ち運びや大学内での利用や自宅で利用する用途を明確にする事です。
私の娘の場合は商学科で大学での講義のレポートや課題と卒論と就活をメインの用途に選びました。
保証は娘の場合だと物持ちが良く高校3年間で保障を利用した事はなくメーカー保障の1年のみにしました。
身長が低く小柄なため軽くてコンパクトなサイズの他の荷物も含めてリュック1つに収まるパソコンを買いました。
今はスマホでほとんどの事ができるため大学での用途だけでパソコンを購入すると利用する頻度が少ないです。
生協のパソコンと同等の金額を払うならプライベートでタブレットとしても利用できるためおすすめです。
大学生になる文系女子でパソコンの選び方に困っている方のご参考になれば幸いです。